こんにちは、元中学校音楽科教員・現ピアノ講師の やまもりのくま です。
ピアノを弾くだけでなく、小学生の頃から音楽を創ったりアレンジしたりしたものを楽譜に書いてきました(耳コピもします)。
その経験を活かし、小学校の教科書に準拠したドレミ付き楽譜を作成しています。
今日は小学校3年生の音楽の教科書に掲載されている、チェコ民謡/岡部栄彦編曲「山のポルカ」です。
「山のポルカ」について
「山のポルカ」の指導のポイントは?
そもそもポルカって何?
というような、指導前に押さえておきたいポイントをご紹介します。
ポルカとは?
「ポルカ」は、その起源には諸説あるのですが、一般的にはチェコの民族舞踊とされています。
速い4分の2拍子の曲に合わせて、男女のペアで踊られるダンスです。
ポルカはこんな感じのダンスです。
よくクルクル回ります。(曲は「山のポルカ」ではありません)
さて、「山のポルカ」も「4分の2拍子」。
「4分の2拍子」とは、1小節の中に四分音符(♩)2つ分の長さが入る拍子のこと。
1小節の長さが、ポピュラー音楽などでよく使われる4分の4拍子の半分の長さになります。
1小節が割と短いです。
「山のポルカ」のリコーダーの運指の注意点
「山のポルカ」は小学校3年生の教科書では、リコーダーで演奏する曲として登場します。
ここでは「ファ」と「ミ」の指使いが新しく出てきますね。
ここで注意したいのは「ファ」。
ファは「ジャーマン式」か「バロック式」かによって指使いが異なります。(ミはどちらも一緒です)
教科書にはどちらも載っていますが、小学生が使うリコーダーはほとんどがジャーマン式です。
ソプラノリコーダーのジャーマン式とバロック式の違いについては下の表をご覧ください。
元々バロック式のリコーダーがあったのですが、バロック式のソプラノリコーダーではよく使う「ファ」の音の指使いが難しい、ということでジャーマン式が作られたようです。
なので小学校で使われるソプラノリコーダーは、ほぼほぼ「ジャーマン式」です。
気になる方は、下から何番目の穴が小さいのかを確認してみてくださいね。
「山のポルカ」のドレミ付き楽譜
そんな「山のポルカ」のドレミ付き楽譜を制作しました。
右のページに載っている「ソファミ」の音の練習のための楽譜にもドレミをふりました。
ちなみに、「山のポルカ」は軽快な曲なので、楽譜には書かれていませんが八分音符(♪や♫)はスタッカート(短く切る)で演奏した方が、この曲らしく演奏できると思います。
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さいごに
「山のポルカ」について見てきました。
ドレミ付き楽譜をご活用いただき、授業が更に充実したものとなりますよう願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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