こんにちは、元中学校音楽科教員・現ピアノ講師の やまもりのくま です。
ピアノを弾くだけでなく、小学生の頃から音楽を創ったりアレンジしたりしたものを楽譜に書いてきました(耳コピもします)。
その経験を活かし、小学校の教科書に準拠したドレミ付き楽譜を作成しています。
今日は小学校6年生の音楽の教科書に掲載されている、鹿谷美緒子作曲「雨のうた」。
これ、5パートにも分かれていて、なかなか大変な曲ですよね。
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「雨のうた」の曲の構成
1ページ目(左側)のリコーダー1と2は追いかけっこの形になっています。
2ページ目(右側)はリコーダーの2パートで美しい和音(ハーモニー)を奏でられるような曲の作りになっています。
「雨のうた」の演奏順は以下の通りです。
1ページ目を全部演奏し終わったら、そのまま2ページ目へと進みます。
2ページ目の最後まで行ったら「D.C.(ダ・カーポ:最初に戻る)」の記号があるので、1ページ目の最初に戻ります。
そして1ページ目の最後にある「Fine(フィーネ)」の部分で終わりになります。
教科書にも書いてありますが、1ページ目(ア)→2ページ目(イ)→1ページ目(ア)の順番で演奏します。
また、パートは、リコーダー1と2が旋律を担当。
鍵盤、そして低音楽器が伴奏を担当しています。
(パッと見分かりづらいですが、楽譜の左に上2段と下2段がそれぞれカッコでくくってありますよね。それがまとまりとなっています)
「雨のうた」のドレミ付き楽譜
この「雨のうた」。
令和6年度から採用されている教科書では、それまで鍵盤1と鍵盤2に分かれていたパートが、「鍵盤」という1つのパートになっています。
三和音を同時に押さえないといけなくなったので、なかなか難しいパートとなりました。
片手で全部を押さえるのが難しい場合は、上2つの音と1番下の音とで分けて、両手で弾いてもいいかもしれませんね。
また、この鍵盤パートはアの部分(左側)を弾くときは1オクターブ低い位置(真ん中のドのあたり)で弾きます。
楽譜を読みやすいように、1オクターブ上げて書いてあるようです。
リズムとしては付点がほとんど出てこない分、教科書掲載の「メヌエット」(クリーガー作曲/石桁冬樹編曲)よりも簡単となっています。
楽譜のドレミがわからない、いちいち書くのが面倒、という声にお応えして、ドレミ付き楽譜を作成しました。
こちらは「雨のうた」のドレミ付き楽譜のサンプルとなっております。
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さいごに
「雨のうた」について見てきました。
ドレミ付き楽譜や動画をご活用いただき、授業が更に充実したものとなりますよう願っております。
最後までお読みくださりありがとうございました!