こんにちは、やまもりのくまです。
ピアノ歴30年の元中学校教員です。
小学校の教科書に掲載されている曲のドレミ付き楽譜や、ドレミ付き音取り練習用動画を作成しています。
今日は6年生の教科書に載っている「風を切って」。
土肥武作詞、橋本祥路作曲。
「氷河に消えた」という何とも印象的な歌詞で終わるあの曲です。
この曲、まだドレミ付き楽譜は完成していないのですが、この度、ドレミ付き音取り練習用動画が完成しました!!
(楽譜も完成次第こちらのページでお知らせしますね!)
ということで、こちらで動画のご紹介をさせていただきますね。
このページの目次
「風を切って」のパート別ドレミ楽譜付き動画
私が作る動画は「模範演奏用」ではなく、あくまでも「練習用」にこだわっています。
模範演奏なら教科書に付属のCDを聞いたらいいよな、と思うんです。
でも私たちが知りたいのはそこじゃないですよね。
「子どもたちが練習するためにはどのような形がいいか」を考えて作っているので、テンポは教科書の指示テンポよりゆっくりめです。
ピアノでパートの音取りをするように、ピアノの音を流しながらドレミで歌ったものを同時に流す。
そして楽譜上で「今どこ!?」と悩むことがないように、楽譜で位置を示しています。
「風を切って」①パートのみのドレミ付き練習用動画
パート①は、高音の多いパートです。
動画のサンプルはこちらです。
時々出てくるスタッカートがかっこいいですよね。
「風を切って」②パートのみのドレミ付き音取り練習用動画
パート②は、この曲のメロディーです。
歌詞も付いていますよね。
こちらの動画では楽器で演奏しやすいように歌詞を省き、ドレミを付けています。
「風を切って」③パートのみのドレミ付き音取り練習用動画
パート③は、八分音符(♪)でずっと動く伴奏パートです。
前半の和音(重音)の部分は、小節の最初だけドレミの歌を入れています。
また、③パートは鍵盤楽器などで演奏するかなと思いますので、動画の下の方で鍵盤でもドレミの位置がわかるようにしています。
(※鍵盤の赤い「ド」が「中央ド」になります。)
「風を切って」④パートのみのドレミ付き音取り練習用動画
パート④からはヘ音記号です。
ヘ音記号だというだけで、ぐっとハードルが上がりますよね・・・。
④と⑤パートは1つの五線譜に書いてありますが、大体上の位置に書いてあるのが④パート、下のほうが⑤パートになります。
厳密にいうと、音符から出ている「ぼう」が上を向いている音が上パート(④)です。
④は、2音を長く弾くパートです。
ドレミの歌をどう入れようかなぁと迷ったのですが、「このパートをピアノで弾く子に指導するなら、どう歌うだろう?」という風に考えてドレミを入れました。
子どもたちにはこの歌が少々気になるようですが・・・(^^;
ないと分かりにくいしなぁと思ってます・・・難しいです・・・。
いい案があれば教えてください(^^)
(※鍵盤のドレミは、ヘ音記号用にしているのでーがついていますが、赤い「ド」が「中央ド」です)
「風を切って」⑤パートのみのドレミ付き音取り練習用動画
パート⑤はベースです。④のパートよりさらに1オクターブ低くなります。
この⑤パート、結構幅広く動くんですよね。
音数はあまり多くありませんが、ドレミやちょっとしたリズムが難しく感じるかもしれません。
(※ドレミはよく使う音域(低い音域)に合わせて書いています)
さいごに
ここまで、「風を切って」のパート別音取り練習用動画についてみてきました。
アンケートにご記入いただき、ぜひ練習にご活用くださいね(^^)