こんにちは、元中学校音楽科教員・現ピアノ講師の やまもりのくま です。
ピアノを弾くだけでなく、小学生の頃から音楽を創ったりアレンジしたりしたものを楽譜に書いてきました(耳コピもします)。
その経験を活かし、小学校の教科書に準拠したドレミ付き楽譜を作成しています。
さて、今日は「キリマンジャロ」。
5年生の教科書にリコーダーや鍵盤ハーモニカなどの合奏として載っていますね。
2023年10月時点で、小学校の教科書に掲載されているリコーダーや器楽の授業のためのドレミ楽譜や動画一覧でとったアンケートでは、3年~6年までの器楽の曲の中で一番「ドレミ付き楽譜が欲しい!」とリクエストをいただいた曲になります。
お待たせ致しました。
「とりあえずドレミ付き楽譜が欲しいのよ!」という方は、目次のリンクから見ていただければと思います。
このページの目次
「キリマンジャロ」の曲と歌について
まずですね、
そもそもこの「キリマンジャロ」って何だ、と。
いや、山の名前っていうのは分かるけど、一体この曲は何なんだ、というのを見ていきたいと思います。
キリマンジャロはどこにあるどんな山?
キリマンジャロは、アフリカのタンザニアにある、アフリカ大陸最高峰の山です。
山脈に属さない独立峰(ただ一つのみで形成されている山)としては、世界で最も高いとされる5,895メートルあります。
富士山が3,776メートルですから、更に2,000メートル以上高いことになります。
非常にわかりやすい図がありましたので、引用させていただきますね。
富士山は高い!ですが、それよりもかなり高いことがわかります。
「キリマンジャロ」という言葉は、「キリマ」と「ンジャロ」に分かれます。
「キリマ(kilima)」は「山」を意味し、「ンジャロ(njaro)」は「雪を表す白さ」を意味します。
結局のところ、「キリマンジャロ」というのは「スノウ マウンテン」。
「(雪で白く)輝く山」と訳されていることもあります。
赤道から約300kmと近いのに、山頂が年中雪で覆われている・・・
タンザニアの人々にとっては特別な山なのでしょうね。
暖かい地域に住む動物と一緒に写っている写真を見ると、自然の不思議や壮大さを感じます。
キリマンジャロ山は独立峰ですが、西からシラ峰(Shira)、キボ峰(Kibo)、マウエンジ峰(Mawenzi)の3つの峰(頂)からできています。
山頂はキボ峰です。
キリマンジャロ周辺の地形を表わしたCG画像を見ると、それがよく分かります。
あの横長に見える山頂は、3つの峰から成り立っているのですね。
キリマンジャロ山を含む一帯の「キリマンジャロ国立公園」は、世界遺産にも登録されています。
また、キリマンジャロといえばコーヒーの種類でも有名ですよね。
コーヒーの「キリマンジャロ」は、キリマンジャロ山の中腹で栽培されたものを指します。
「キリマンジャロ」の曲の作曲者は?
さて、そんな雄大な山の名前が付いた「キリマンジャロ」という曲。
私たちは「教科書の曲」として認知していますが、実は原曲があります。
それがこちら。
ドイツのニューエイジ・ミュージック系ユニット「Cusco(クスコ)」による1981年リリースの曲です。
タンザニアじゃなくてドイツの曲なんですね。
ニューエイジというのは、『宇宙や生命という大きな存在と自己とのつながりや、人間のもつ無限の潜在能力を強調し、個人の霊性・精神性を向上させることを目指す思想・実践』(出典:コトバンク)のことです。
教科書では、この曲の作曲は「ウォルフシュタイン・ウォルフガング ヤス」となっています。
これは誰なのか・・・というのはよくわからなかったのですが、元々はクスコのメンバーであるマイケル・ホルムズと、クリスチャン・シュルツが作曲した・・・ようです。
ネットの情報によると、楽曲の登録の際に名前を変えたのではないか、とのことでした。
「キリマンジャロ」には歌があるらしい!?
「キリマンジャロ」の曲について調べてると、ちょくちょく目にする「歌詞」の文字。
今の教科書には載っていませんが、昔はどうやら歌詞が載っていたらしいのです。
(原曲にあったわけではなく、日本でのみ使われていた歌詞のようです)
・・・気になるじゃん!!
ということで見つけたのがこちら。
「♪キボキボ マウエンジ シラシラ そびえるキリマンジャロ♪」
こんな感じだったらしいです。
不思議なカタカナが並びますが、キリマンジャロ山の3つの峰の名前なんですね。
ん?
最後はメロディーとどう合わせるんだ???(^^;
もし覚えている方がおられたらぜひ教えてほしいです!!
「キリマンジャロ」のドレミ付き楽譜
キリマンジャロ山を表している曲「キリマンジャロ」。
リコーダーや鍵盤ハーモニカ、鍵盤楽器、そして低音楽器で演奏するようになっています。
実際には、一番下の低音楽器パートはピアノで演奏することが多いかと思います。
5年生にもなると、音数も多いですよね。
ドレミを子どもたちが書き写すだけで授業の半分くらいは取られてしまうかもしれませんし、何より先生ご自身がドレミを読むのに時間が取られます。
旦那が小学校の先生なので、小学校の先生方が音楽だけでなく他の授業の準備や仕事もあり、日々を精一杯過ごされているのを知っています。
そこで、先生方の授業準備の負担を少しでも軽くできれば・・・と思い、ドレミ付き楽譜をご用意しました。
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*価格は300円です。(後日値上げ予定です)
*stripe経由にて、クレジットカード払いのみご利用できます。
*「情報」のご提供という性質上、返金は受け付けておりません。
*お届けした楽譜は、授業やご家庭での練習の範囲でご使用ください。
「キリマンジャロ」のドレミ付き音取り練習用動画
この「キリマンジャロ」、ドレミ付き楽譜もリクエストをたくさんいただいていたのですが、それ以上にリクエストをいただいていたのがこの「ドレミ付き音取り練習用動画」です。
この動画では、楽譜を使用し「今どこを演奏しているのか」が分かるように、演奏音を青い線で表しています。
また、ドレミの歌を入れて、視覚的にだけでなく耳からもドレミが分かりやすいようにしました。
ドレミも、低い、高いが分かるようにドレミの上下に線を入れています。
全パート、鍵盤楽器で演奏する可能性がありますので、ピアノの鍵盤で弾く音の位置を示しています。
以下のサンプルをご覧ください。
「キリマンジャロ」の鍵盤ハーモニカとリコーダーパート(上段)のドレミ付き音取り練習用動画
「キリマンジャロ」の鍵盤パート(中段)のドレミ付き音取り練習用動画
「キリマンジャロ」の低音楽器パート(下段)のドレミ付き音取り練習用動画
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*こちらの動画は、楽譜のPDFとセットでお届けします。
*価格は1,000円です。(後日値上げ予定です)
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ご購入いただいた方には、こちらのページのパスワードをお伝えいたします。
ご購入後は、いつでもこちらのページにアクセスしていただき、楽譜・動画をダウンロードしていただけます。
(ダウンロードしていただいた楽譜や動画は、授業やご家庭での練習の範囲でご使用ください)
これらのドレミ付き音取り練習用動画、実際に小学校でご使用いただき、このようなうれしいお声をいただいております。
先生方のご指導の一助になれば幸いです。
また、こちらの楽譜と動画のセットをご購入いただいた方に限り、
元中学校教員・現ピアノ講師 やまもりのくま への質問権付きです。
(私が生きていて対応できる限り、ご質問いただけます)
- 動画を見たけれど、ここのリズムがよくわからない。
- 合奏時、うまく合わないけどどうしたら?
などの、「キリマンジャロ」の練習や指導において分からないことがあった場合に、いつでもご質問いただけます。
(ご質問内容によっては、新たに動画を追加したり、指導法を共有したりすることもあります)
(それらの追加コンテンツも、追加料金なしでお受け取りいただけます)
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