こんにちは。
ピアノ講師の“やまもりのくま”です♪

ピアノ初心者の方に向けて
楽譜の読み方を解説しています。

 

楽譜って…
読むの難しくないですか?

 

生徒さんからも、
「楽譜ってよく分からない~(´;ω;`)」
「意味わからん~読めん~(:_;)」
という声を聞きます。

 

これ、なぜでしょう?

 

元々は、
ルールさえ知っていれば誰でも読めるように、と
音楽を伝える手段として考えられたのが「楽譜」です。

なのになぜ、「楽譜は難しい」のでしょうか?

 

私が思うに、「楽譜」のどの部分が一番ネックになっているかというと、

ズバリ

「音符」

…ですよね。

 

要するに、

「楽譜」に多く書いてある「音符」が読めないから、
「楽譜」自体が難しく感じる。

 

逆に言えば、

楽譜の7割方を占める「音符」さえ攻略してしまえば、
楽譜はほとんど読める、というになります。

 

では、なぜ「音符は読めない、難しい」のでしょうか?

音符を読むのが難しい理由は…

音符を読むのが難しい理由。

それは、音符がある2つの役割を同時に果たしているものだからです。

 

その2つの役割とは、

「音の高さ」「音の長さ」を示すことです。

 

言い換えるならば、

音符は「音の高さ」と「音の長さ」を同時に示している記号

ということになります。

 

このことを知らずに楽譜を読もうとすると、
音符のどこに着目していいか分からず、
路頭に迷うことになります。

これが、こんな顔になっちゃう原因。

 

更に、

楽譜を読むことにまだ慣れていない場合、
音符が持つ「音の高さ」と「音の長さ」という2つの役割を一度に読もうとすると、
訳が分からなくなります。

 

なので、このページではまず

音符が持つ「音の高さを示す部分」だけに着目し、

「音の高さの読み方は分かった!」

と言えるようにしていきます(*`・ω・)ゞ

 

どうぞ最後までお付き合いくださいね(*^^*)

 

では、音符の持つ「音の高さを示す部分」とは具体的に何でしょうか。

早速行ってみます!

音の高さを知るポイントは、オタマジャクシの頭

音符において、音の高さを示している部分、
それは“たま”の書いてある場所です。

“たま”とはオタマジャクシの頭の部分のこと。

音符の各部の名前

正しくは、符頭(ふとう)と言います。

 

音符は、この“たま”の上下の位置で
音の高さを示します。

 

ぼうがどっちを向いていても、

はたが付いていてもいなくても、

たまの色が白でも黒でも関係なし。

 

とにかく

「“たま”が五線上のどの高さに書かれているか」

これで「音の高さ」が決まります。

 

これが大前提!

では更に細かいルールを見ていきましょう。

“たま”の置ける場所は?

五線上に音符を書いていくのですが、
どこにでも書けるわけではありません。

“たま”の書き方には3つのルールがあります。

音の高さのルール➀

“たま”は五線のうちの1本の線の上(線上)か、
五線の線上の全音符

線と線の間(線間:せんかん)に書かれます。
線間の音

2本以上の線にまたがったり、
ちょっとだけ線にのったり・・・というようなことはありません。

「線の真上」か「線と線の間にすっぽり収まっている」かの
どちらかになります。

音の高さのルール➁

線上、線間、線上、線間・・・の順番で
隣の音を表現します。

五線の音 ドレミ付き

ピアノで言うと、
白い鍵盤の音を順番に表しています。

 

よくある間違いが、
線上と線上の音、あるいは線間と線間の音を
隣の音だと勘違いしてしまうケース。

 

パッと見隣同士のようですが、
その間にはもう1音挟まっています。

隣ではない音

 

ここで気になるのは、黒い鍵盤の音。

これらは白い鍵盤の音を基準に、
少し音の高さを上げたり下げたりした音、と考えます。
#や♭を使って表していきます。

音の高さのルール➂

五線上の、上にある音は高く、下に行くほど低くなります。

高い音と低い音の表し方

これはもうそのままですが、
五線上で、上の方にあれば高い音、
下の方にあれば低い音を表しています。

 

 

以上3つが、

楽譜上の「音の高さ」に関わるルールです。

あなたの持っている楽譜も、これらの3つのルールに従って
書かれていることが確認できると思います。

 

やまもりのくま

【やまもりのくまのワンポイントアドバイス♪】

 

五線には、それぞれの線、間に名前が付いています。

 

五線の名前

これ、実際に楽譜を読むときに
覚えておかないと読めない、なんてことはありません(^^;

 

知らなくても困りませんが、この先このサイトでも説明の際に使います。

 

基本的には、下から順番に
線、間それぞれで番号が付いていると思っていただければ大丈夫です(^^)

これで音符が読める…?

さて、
音の高さに関するルールが分かったところで、
「これで音の高さが読めるようになった!」
と言いたいところですが・・・

では、これらの音は何でしょうか?

2つの全音符

 

第2間と第3線にある音で、どうやら隣同士の音であることが分かります。

左の音より右の音の方が上の位置に書いてあるので、音が高いようですね。

 

じゃあ…

 

具体的にドなのかレなのかってわかりますか?

 

ラとシ?

 

…いやいや、この状態では分かるはずがないんです。

 

なぜなら、基準がないからです。

楽譜にある
5本の「線」自体は音の高さを規定してはいないからです。

 

ピアノは、フルで88鍵あります。

一方、五線の線上・線間で表せる音はたったの9つ。
これでは到底足りません。

 

そのままではたった9音しか表せない五線譜で、
どうやって88音も表すのか?

音の高さを決めるのは音部記号

その答えは、
「ト音記号やヘ音記号とは何?その意味や由来は?」でお話しした

「音部記号」です。

 

音部記号とは「ト音記号」や「ヘ音記号」のこと。

このト音記号、ヘ音記号があることで、
音の高さがハッキリと決まるのです!

 

どういうことか?

早速行ってみますよ!

ト音記号を付けると…

こちらの記事を読んで思い出していただきたいのは、
ト音記号は「真ん中のドより少し高いソ」を示している、ということ。
ト音記号のソと鍵盤の位置

これを、先ほどの2つの音の左側に付けてみます。
ト音記号と音

これだと、どうでしょうか。

 

ト音記号は第2線上の音がソですから、
ソの上にある第2間の音は「ラ」、
更にその上にある第3線の音は「シ」となります。
ト音記号と音

しかもト音記号の示す「ソ」は
真ん中のドより少し高い(鍵盤上では右側)のソです。

ということは、この楽譜の「ラ」と「シ」はそれぞれこの音になります。
ト音記号の音と鍵盤

先程、ト音記号をつける前に「ラとシだ」と読んだあなたは、ト音記号読みが定着している証拠です(`・ω・)bグッ!

ヘ音記号を付けると…

では、次はヘ音記号。

ヘ音記号は「真ん中のドより少し低いファ」を示している記号でした。
ヘ音記号のファと鍵盤の位置

同じ位置にある音符でも、ヘ音記号が付くと・・・
ヘ音記号と音

ヘ音記号は第4線上の音がファですので、
そこから音を下げていくと
第3間(ミ)、第3線(レ)、第2間(ド)と数えることができます。

 

ということで第2間の音は「ド」
第3線の音は「レ」になります。
ヘ音記号と音の読み方

そして更に、ヘ音記号の示すファは
真ん中のドより少し低い(鍵盤上では左側)のファなので、
実際にはこれらの音になります。
ヘ音記号の音と鍵盤の位置

このように、五線上で同じ位置に書いてある音符でも
音部記号が何か(ト音記号なのか、ヘ音記号なのか)によって
音符の音の高さは変わります。

 

楽譜において、
“たま”が五線の上下の位置でどこにあたるか、ということも大事なのですが、

実際にそのたまの位置を「音の高さ」にしているのは、
ト音記号やヘ音記号である
、ということです。

まとめ

今日は、音符の役割の1つである、
音の高さの読み方を見てきました。

 

・音符は「音の高さ」と「音の長さ」を同時に表したもの
・音の高さを知るためには、音符の“たま”の上下の位置に注目!
・ト音記号やヘ音記号を左側に置くことで、音符の絶対的な音の高さが決まる!

です。

 

次はもっと広い範囲の音を楽譜で表すにはどうしたらいいのかを見ていきます(^^)

 

 

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