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リコーダーのファのシャープの指づかいや押さえ方は?
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こんにちは。

元音楽科教員のやまもりのくまです。

 

ソプラノリコーダーを吹いていると、指づかいがわからない音が出てきたりしますよね。

今日はソプラノリコーダーの「ファのシャープ」の運指について見ていきましょう。

リコーダーの正しいファのシャープの指づかいを知るために

ソプラノリコーダーのファのシャープの運指を確認する前に、大事なポイントがあります。

 

それは、お使いのリコーダーが「ジャーマン式」なのか、「バロック式」なのかを確認することです。

 

実はソプラノリコーダーって1種類じゃないんですよね。

少し造りの違う「ジャーマン式」と「バロック式」という2種類があります。

ジャーマン式とバロック式では運指が違ってきます。

 

私も経験があるのですが、ジャーマン式のリコーダーなのにバロック式の運指で吹いていると、なんかしっくりこない音程なんですよ。(その逆も然り)

「んー!?」と思ってよく確認したら、吹いてる楽器と運指が合ってなかったんです。

 

なのでね、聞きなれない言葉かもしれませんが、ジャーマン式かバロック式かを確認するの、大事です。

リコーダーのジャーマン式とバロック式の違い

じゃあお使いのリコーダーがジャーマン式なのかバロック式なのかを知るにはどうしたらいいかと言うと、下から何番目の穴が小さいのかを見れば分かります。

 

ジャーマン式は、下から3番目の穴が小さいです。

バロック式は、下から4番目の穴が小さいです。

 

ソプラノリコーダーのジャーマン式とバロック式の違い

 

 

今、ほとんどの小学校で使われているのはジャーマン式です。

というのも、ジャーマン式は「ファ」の音が吹きやすいから。

 

ジャーマン式は、全部穴を押さえる「ド」の指使いから、上に向かって1つずつ右手の指を上げていくと「レ」「ミ」「ファ」と吹けます。

 

一方バロック式は、「レ」や「ミ」はジャーマン式と同じように1つずつ右手の指を上げていきますが、「ファ」の時の右手は人差し指だけでなく薬指や小指も押さえなくてはなりません。

よく使う音なのに小学生には少々難しいということで、小学校ではジャーマン式が採用されることが多いです。

 

 

あなたのリコーダーはジャーマン式でしたか?

バロック式でしたか?

 

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ジャーマン式のソプラノリコーダーのファのシャープの指づかいは?

小学校でよく使われているジャーマン式ソプラノリコーダーでファのシャープを吹くには、右手の人差し指以外を全部押さえます。

ジャーマン式ソプラノリコーダーのファのシャープの運指は、左手の親指・人差し指・中指・薬指、右手の中指・薬指・小指です。

 

ソプラノリコーダーのファのシャープの運指

 

運指の画像は、家勉キッズ様より画像をダウンロードさせていただき、編集させていただいております。

バロック式のソプラノリコーダーのファのシャープの指づかいは?

一方、バロック式ソプラノリコーダーのファのシャープの運指は、左手の親指・人差し指・中指・薬指、右手の中指・薬指です。

 

ジャーマン式のファのシャープの運指から、右手の小指を外したものになります。

 

バロック式のソプラノリコーダーのファのシャープの運指

 

まとめ

ソプラノリコーダーのファのシャープの運指について見てきました。

 

しつこいようですが...

「ファのシャープの指使いってどうだったっけ?」

と思った時には、まずお手持ちのリコーダーが「ジャーマン式」なのか「バロック式」なのかを確認されてくださいね。

 

それでは楽しいリコーダーライフを!

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小学生向けリコーダー楽譜

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