ぷりんと楽譜のお手本動画に採用されるための思考と20周年記念企画の話

B!
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こんにちは!
ピアノ講師のやまもりのくまです(*^^*)

 

無事、耳コピのご依頼終わりました…!!
達成感♪

 

前回、ぷりんと楽譜のお手本動画に採用!?その方法とは?で、企画があったのでそれに応募したんですよ~という話をさせていただきました。

今日はその続き。

 

せっかくご縁あってこのページをご覧いただいたあなたには、

私が、締切までたった2日という状況で、
何をどう考えて動画を投稿したのか…?

 

ずっと表には出さず、私が秘密にしていたその考え方をお話ししますね(^^)

自分の状況を把握する

さて、当時の私の状況といえば、先程も申し上げた通り

●締切まであと2日

でした。

 

この2日間で、譜読みから弾き込み、録画、編集、YouTubeにアップまでの、全ての工程を含みます。
(すでにYouTubeのアカウントは持ってました)

 

更に言うと、3年前なので

●3人の子どもたちの母、かつ次男授乳中

でした。
(ちなみに今は4人の母で、次女授乳中です)

 

授乳してると、子どもって夜中によく起きるんですよ。

だから、子どもたちが寝静まった後、
「電子ピアノで譜読みだけでも~♪」
とか思って練習してる途中で

「ギャー」

とか、もう日常茶飯事なわけです。

 

もちろん、昼間はあまりピアノに触れず…。
幼稚園に入れるまでは家でみてるので、弾いてたら乱入されますし。

 

まぁ何が言いたいのかと言うと、とにかく

(」゚д゚)」集中して練習するタイミングがないよー!!

ということ。

 

更に、

●譜読みが遅い
●もう5年以上まともに練習できてない
●元々テクニックがない

というなかなか残念な状況・・・

 

弾き込む時間もなければ、譜読みも遅く、
日頃練習してないから指も動かないんだけど、

加えて元々のスペックとして
テクニックもあまりない…_| ̄|○

(ぷりんと楽譜の上級は弾けますが、気合いと時間がいるし
クラシックの基準では、テクニックは殻の付いたヒヨコ並…)

 

ということで、
なかなかお手本動画に採用されるポイントが見つからない(^^;)

 

でも、お手本動画に採用されたーいっ!!

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自分の強みは何か?

と、ここで、
できない、ないことが多い中、

 

自分には何が残っているか?

自分の強みは何か?

 

を考えました。

 

確かに、私にはテクニックも時間もない。

だけど、昔から「これなら胸を張れる!」というものがありました。

 

それは、表現力

聴いている人の心を揺さぶる演奏をすることです。

 

これには、楽曲の構成や成り立ちの理解、
歌詞があれば歌詞の意味を知ること、
作曲家・作詞家・歌い手などの知識を元に、
曲や歌詞に込められた想いをどう音で表現していくのか?

ということが、割と得意です。

 

自分の人生経験も役立ちます。

お手本動画に求められていることは?

自分にどれだけ得意なことがあったとしても、
今回採用されるのはあくまでも「お手本動画」。

 

ここで考えたのは、

自分が得意なことと「お手本動画」に求められていることは一致しているか?

ということでした。

 

ぷりんと楽譜側から提示されている

●手元が見える動画であること
●指使いは正しく

これは、最低ラインだろうな、と思いました。
もちろん、音の間違えは論外。

 

これにプラスアルファできる「私らしさ」が、
ぷりんと楽譜側が求めている「お手本動画像」と一致しているのか?

 

つまり、

お手本動画に表現力が求められているのか?

ということです。

 

実は、私が「生徒さんの練習用に」と作る、手元の見える動画があるんですが↓

 

これ、全く表現とかなしで、
とにかく「音の高さ」と「指使い」と「リズム」がわかるように、という目的で作っています。

だって最低限それができないと、ピアノ、弾けないじゃないですか。

 

ミスタッチが肯定されるのは、フジ子・ヘミングくらいですよ。
あのお方は別格。

世のほとんどの人はまず、正しい音、指、リズムです。

 

で、その最低ラインに加えて、
「表現力」というものが、どのくらい「お手本動画」に求められているのか…?

ここがよく分からない部分でもありました。

 

私は、音楽ってこの「表現力」が大きな意味を持っていると思っていますが、
もしかしたら別にそれは今回求められてないのかも…?

 

でも、ぷりんと楽譜の審査をする方々は、日頃から多くの音楽に触れている方たち。

だから、きっと伝わる。

お手本動画だろうが何だろうが、心を打つ音楽ができれば、それは採用の対象になるのではないかと思いました。

運命を分けた楽譜の選択

この時の企画では、

「どの楽譜を選ぶか」

で、半分以上勝敗が決まっていたと思います。

 

結果を見ての推測ですが、応募の多かった動画とそうでない動画があったのではないかと思います。

 

この企画自体は2018年の7月からアナウンスがあったようですので、その企画自体に気がついていれば、動画の締め切りである9月24日まで、結構練習する時間があったのでは?

 

であれば、ピアノ弾ける人が選ぶのは

難しい楽譜

なんです。。。

 

お手本動画に応募しようと思う層はもちろん、ピアノが弾ける人ですよね。

簡単な曲でアップアップしている状態の人が、お手本動画に応募しようとはなかなか思わないはずです。

 

となると、必然的に、上級の楽譜に応募が集まったのではないかと考えられます。

ピアノ弾ける人は、私もそうですが、心理的に「自分は弾ける!」をアピールしたがるので、弾けるならわざわざ簡単な楽譜、選ばないんですよ(^^;)

 

その証拠に…

このとき、課題曲として挙げられていた楽譜は、入門、初級、中級、上級でそれぞれ5楽譜ずつでした。

 

そして実際に採用されたピアノの動画は11。

11のうち、5は上級です。
上級で課題曲として挙げられていた5曲全てに、演奏動画が決定したことになります。

ちなみに、入門、初級、中級は、それぞれ2曲ずつでした。

 

2次審査で公開されていたのも、中級か上級だったと思います。

 

自分の実力アップのために、難しい曲を選ぶのもアリですよ?

でも、私はとにかくお手本動画として採用されたい!と思ったんです。

参加することに意味があるんじゃない。
結果を出すことに意味があるんだ!と(笑)

 

(もちろん、ぷりんと楽譜側からすれば、幅広い人に応募してもらいたい、というコンセプトだったのだろう、とは思うのですが)

 

なら、自分の状況や強みや、ぷりんと楽譜側が求めていることを考慮し、私が選ぶべき楽譜は何だろうか?

そういう視点で楽譜を選びました。

「糸」入門に決めた理由

まず、中級以上の楽譜はなし。
強豪がひしめいている可能性が大いにあったからです。

 

かつ、私に弾き込むほどの時間がなかった。
間に合う自信がありませんでした。

 

更に、入門と初級の楽譜で自分が知っている曲は「糸」ぐらいしかありませんでした。

実は「糸」は、違う楽譜でしたが人前で演奏したことがあり、ある程度知識がある曲でした。
これなら行ける、と。

 

「糸」は、課題曲の中に入門と初級の2つの楽譜がありました。

私、その昔、「糸」の楽譜を買い漁ったことがあるので(40種類以上持ってます)、どちらの楽譜も持っていたのですが、ライバルが徹底的に少ないところを!ということで、入門編を選びました。

 

音が少ないと意外と表現は難しいのですが、音が少ないながらも「糸」の雰囲気を伝える演奏を心掛けました。

ぷりんと楽譜からの評価

締め切りまであと2日という状況の中で、このような思考で楽譜を選び、演奏し、YouTubeにアップしました。

その演奏がこちらです。

 

そして、この演奏に対して、ぷりんと楽譜からこのようなコメントをいただきました。

優しい音色に涙が溢れでそうになりました。一音一音、まさに細い一本の糸で丁寧につながっていく様子、その細い糸(音)をとても大事にされていて、サビではその糸が交わって結ばれ喜びを感じさせる、この曲の物語がしっかり音色から伝わってくる、心に響く演奏です。

あなたの動画が「ぷりんと楽譜」のお手本動画になるかも!? より引用

 

ね。

ちゃんと審査をされる方々にも伝わった。

 

もしかしたら、この時の審査の裏側を知っている方から見れば、

「あの楽譜は1つしか動画がなかったんだよな~」かもしれませんし、

「盛り上げるためには少しでも採用動画を増やさなければ」だったのかもしれません。

 

でも、「採用」という結果を手に入れられたことは、私にとってとても大きな自信になりました。

 

強豪ひしめくところで、自分の持ち味を発揮できず潰れてしまうよりは、楽譜のレベルは低くとも、自分の強みを生かせるところで戦えてよかったのかなと思っています。

お手本動画に出るためにはどうしたらいい!?

さて、その後このお手本動画企画はエレクトーンバージョンが開催され、そちらで6名の方が採用となっています。

ただ、それ以降同様の企画は立ち上がっていないようです。

 

でも、お手本動画出てみたいなぁ、どうしたら出られるかなぁ
と考えた時に…

この企画の冒頭に書いてあった文言がポイントになっていると思います。

このたび、ぷりんと楽譜では新たに演奏動画を大募集する企画がスタートします!
実はお客様から頂くお問い合わせの中に「演奏動画に出たい!」というのが結構あるんですよ!
最近はSNSなどを通じて、自分の演奏を簡単にたくさんの方々に見てもらえる世の中なので、向上心の高い方が増えているんですねー!
そんなお客様のニーズと流行を最大限に活用できる企画は何か!?と考え、今回の企画が実現しました!

あなたの動画が「ぷりんと楽譜」のお手本動画になるかも!? ※月刊ピアノ10月号読者様 専用ページ より引用

 

どこがポイントかわかりますか?

ここですよ、ここ。

 

実はお客様から頂くお問い合わせの中に「演奏動画に出たい!」というのが結構あるんですよ!

 

この企画、参加する側が想像している以上に、多くの労力と時間が費やされた企画だったと思います。
要するに大変だったっていうことですよね。

 

2018年から3年も経っているのに、もう一度同じ企画が立ち上がっていないということは、この大変さに見合うほどの反応がなかったのかな?という思いが1つ。

例えば、私のように採用された人が、このようにブログに書いたり拡散したりということが少なかったのでは?
(私も当時はしていませんでしたし)

 

また、「演奏動画に出たい!」という声が、今は落ち着いているのかもしれません。

もし、あなたがお手本動画に出たいと本気で思われるのであれば、まずはぷりんと楽譜に声を送ってみることをおすすめします。

 

あなたのその声で、もしかしたら同じような企画がまた立ち上がるかも!?

今進行中の企画は・・・

といいつつも、
今年中にお手本動画企画はないかも!!??

と言うのも、
只今別の企画が進行中だから!!

 

なんと、ぷりんと楽譜は20周年なんだそうです!!

 

全部で4つ企画があるようですが、まだ分かっていない企画もあります・・・!!

そのうち、2つは進行中です♪

1写真を撮って呟くだけ!

まずは、Twitterをされている方ならぜひ呟いてほしい!!
ワイヤレスイヤホンかイヤホンがもらえるかも!?な企画です!!

みんなで作ろう!#ぷりんと楽譜20周年ギャラリー 【フォトコンテスト】

 

こちらは9月22日まで。
何度呟いてもいいそうですよ♪
愛用の楽器の写真を撮ったら
ぷりんと楽譜のTwitterをフォローして、
ハッシュタグ #ぷりんと楽譜20周年 で呟けばOK!

 

ちなみに私も呟いてます♪

2応募フォームから声を送るだけ!

こちらは、応募フォームから2つテーマを選んで応募するだけ!
Twitterしてない方でも大丈夫です。

ぷりんと楽譜ユーザーの声、集めました。 【エピソード投稿】

  • ぷりんと楽譜を利用して良かったことは?
  • みんなに教えたい「推し楽譜」は?
  • 「ぷりんと楽譜にあったらいいな」と思う機能は?
  • さらに20年後(2041年)の楽譜はどうなっている?

これらのテーマの中から2つ選んで解答
楽器ライフに関するアンケートもあります。

 

こちらは、声として採用された方全員にクリアファイルのプレゼントがあります♪
更に、抽選で5名にAmazonギフト券3000円分!!(太っ腹!)

 

で、このほかに動画投稿の企画もあるそうですが、
こちらは9月30日~10月29日までの開催で、まだ詳細が発表されていません。

 

どんな企画かな~ヾ(≧▽≦)ノ
今からワクワクです!!

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